「早く回復」だから安心

- 「CT」で精密に診断・分析
- 回復を速める「テルプラグ(自費)」を採用
「親知らずは必ず抜歯するべきですか?」という質問を頻繁に受けますが、正確な回答は患者さんの口腔内の状態に左右されます。
親知らずが斜めや横向きに生えていたり、歯列を圧迫していたりする場合、早めに抜歯することが推奨されます。一方で、親知らずが適切な位置にまっすぐに生えている場合は、無理に抜歯する必要はありません。将来的に入れ歯やブリッジの支えとして利用することが可能です。
(この穴は通常4週間ほどで自然に塞がります)
以上のように、親知らずの抜歯には様々なメリットとデメリットが存在します。抜歯の必要性については、個々の患者さんの歯や口腔内の状況により異なりますので、まずは専門の歯科医師による詳細な検査と診断を受けることをおすすめします。
親知らずの抜歯は、比較的簡単に処置が済むケースから非常に複雑で難しいケースまでさまざまな状況があります。
予期せぬ長時間の治療や出血、さらに一時的な麻痺などを引き起こすこともあります。これらのリスクを最小限に抑えるためには、事前の徹底した診査と診断が非常に重要です。
当院では、安全かつ精度の高い診断を実現するために最先端の「CT」を導入しています。また、抜歯後の穴を早期に回復させるために「テルプラグ(自費)」を利用しています。これにより、安全かつ効果的な治療を提供しています。
以下、それぞれについてご紹介します。
一般的なレントゲンと異なり、「CT」は顎の骨の厚みや、神経の位置を詳細に映し出すことができます。特に複雑な「埋伏歯」のケースでは、CT画像を用いることで、余分な切開や骨の切削を避け、より安全で精密な治療が可能です。CTの導入により、治療の安全性と正確性が格段に向上しています。
「テルプラグ(自費)」は、抜歯後に生じた大きな歯肉の穴を埋めるコラーゲン材で、治癒を促進します。当院では、テルプラグを使用することで、術後の回復期間を短縮することができます。
妊娠中はホルモンバランスの変化により、虫歯や歯周病になりやすくなります。特に親知らず周辺の歯茎が突然腫れて痛み出すケースも珍しくありません。
また、妊娠中は赤ちゃんへの影響を考慮して、レントゲン撮影、麻酔、内服薬などの使用に制限が生じ、通常の医療処置が難しくなることがあります。そのため、親知らずの抜歯は、可能な限り「妊娠前」に行うことを強くおすすめします。
抜歯時の「痛みが耐えられないかもしれない」「治療が怖くて受けられない」と感じる方は多いです。当院では、そういった患者さんの不安を軽減するために「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」を実施しています。
この治療では、鎮静薬を静脈点滴で投与し、ほぼ眠っている状態で治療を受けるため、痛みや恐怖を感じることなく治療を完了できます。
特に歯科治療に対して強い恐怖心を持つ方や嘔吐反射が強い方には、是非当院の無痛治療をお試しいただきたいと思います。どうぞお気軽にご相談ください。
※睡眠無痛治療は自費診療となります。
親知らずは左右上下を均等に抜歯した方が良いですか?
必ずしも左右上下均等に抜歯する必要はありませんが、片側の親知らずが痛み出した場合、反対側も同様の問題を抱えている可能性があります。抜歯するかどうかは、歯科医師との相談をお勧めします。
歯並びの悪さと親知らずには関係がありますか?
関係があるケースと、あまり無いケースがあります。親知らずが横向きや斜めに生えている場合は、歯並びに影響を及ぼしている可能性がありますので、確認が必要です。
どんな親知らずでも抜歯してもらえますか?
当院ではほとんどの親知らずの抜歯に対応していますが、以下のようなケースでは専門機関への紹介を行うことがあります。
・全身的なリスクが高い方(例: 心臓病、糖尿病)
・重度の歯科恐怖症で、全身麻酔が必要な方
・親知らずの抜歯により神経や血管を損傷するリスクが高い方
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。